カドワキ電子は少数精鋭によるものづくりを目指し、機動性と技術性の向上に取り組んでおります。
どこにでもある町工場という外見ですが、弊社にしかない技術および付加価値を保持していると自負しております。
また更に新しい技術を求め平成25年度は補助金を活用して3Dプリンターと3DCADCAMを導入し、立体的な分析や新たな加工方法の研究等、日々取り組んでおります。
現在は金属切削加工・カーボン切削加工・電子部品アッセンブリ・ハンダ製品を中心に常時依頼を受けておりますので、ご要望があればぜひ一度ご連絡頂ければ幸いです。
詳細は事業紹介を参考にしていただくか、更に詳しい情報は電話・FAX・メールなどでのご連絡をお待ちしております。
営業担当:冨岡
弊社ではカーボン切削による、電車に使用されるパンタグラフスリ板の切削加工を行なっております。
下の写真赤丸部分がパンタグラフと呼ばれる電車の一部分です。通常電車は架線から電力を供給して運行しますが、その架線と接する部分に使用されるのがスリ板と呼ばれる部品で、パンタグラフの上部に固定されています。このスリ板は金属製で作られていましたが、近年はカーボン製が主流になっています。
カーボンとはその名の通り炭素ですが、通電性があることや、さらに熱や摩耗に強い上に軽いということから、多くの金属部品からの変更が行われております。近年ではボーイング787の機体がカーボン製となり、機体が軽くなることで燃費が向上しコストダウンが注目されています。(現在はバッテリー問題にて運行中止中)
今後は更にカーボンが注目素材になってくると予測され、弊社におけるカーボン切削技術が役立てる日が来ることを待望しております。